ご利用いただいたお客様にもホームページの案内をしているため、お客様のことを書くのはずっと躊躇っていました。まだまだレンタルスペースの管理人としては新米だからというのは言い訳になると思いますが、お客様が無事に入室できたかどうかを確認できないと、ものすごく心配になってしまいます。自分も管理人をやることになるまではキーボックスっていうものが何かすら知らず、この1号店を譲っていただいた前のオーナーから入室方法を教えていただいて初めて部屋に入ろうとしたとき、キーボックスの開け方がわからず苦労しました。オープンキャンペーン中はカメラプライバシーオプションを無料にしていたこともあり、お客様が入室したかどうかはお客様から「入室しました」のメッセージを待つしかありませんでした。多くのお客様はご予約時間から大きく遅れることはありませんが、ときどきご予約時間を1時間過ぎても2時間過ぎても入室されないお客様がいらっしゃいますが、何かトラブルでもあったんじゃないか?ご病気にでもなられたんだろうか?連絡するのを忘れているだけで、すでに入室されているのかもしれない?連絡ないときはカメラプライバシーオプションを解除すると案内しているものの、もし入室されていてカメラが突然ONになったら気分を悪くされると思うし、だんだん不安が募りお客様の携帯番号にショットメールを送り、それでもお返事がないと、お電話までしてしまうことが数回ありました。お電話までしたお客様がすでに入室されていたことは一度もなく、お客様のご事情で入室時間が遅れているだけだと分かって初めて安心しました。わざわざ電話までしてくるなんて迷惑だよなと思い、結局後からひたすら謝るしかないのですが、それでも不安になって電話してしまうのです。こうしたことが2度ほどありまして、お客様に迷惑だから電話するのはもうやめようと思いつつも、心配な気持ちは変わらずにいました。そして3度目のお客様のときに、心配な気持ちで入室のご連絡を待っていたら、お客様から「1時間以上は遅れるけど、必ず使用するので安心してください」と私の不安な気持ちを悟っていただいたかのようにご連絡いただきました。なんてありがたいと思い、このお客様に何とかご満足いただきたい気持ちでいっぱいだったのですが、その後のお時間のご予約が急遽入ったため、入室が遅れているお客様に延長利用ができない旨のご連絡をしました。入室が遅れるとご丁寧に連絡頂いたお客様は、結局3時間のご予約時間に対して、2時間遅れぐらいで入室されました。このときばかりは後の時間の予約が入らなければ、時間をずらしてご利用いただけるように配慮したかったのに、それもできなくて残念に思いました。こうなってしまってはご満足いただけるはずもないと思っていましたが、お客様からはご丁寧にご満足いただいた旨をご連絡いただき、レビューでもお褒めの言葉を多く並べて頂きました。なんてありがたい、このお客様のように寛大な心を養っていきたいなと思いました。もしも、もう一度ご利用頂く機会に巡り合えたら、最大限のサービスでこのお客様をお迎えしたいです。