12月の繁忙期が終わり、1月はめっきり予約が入らず、2月も絶賛閑散期で苦しい状況が続いています。3店舗目は赤字スペースを譲り受けたのですが、名古屋の閑散期はとても厳しいです。同じマンションにはレンタルスペースはたくさんあるのは知っていますが、違うマンションでレンタルスペースができるマンションはそれほど多くないので、そう考えると名古屋の需要が少なすぎると思います。東京や大阪は名古屋ほどの不調の波が来ていないようなのですが、供給する側のスペースの数もかなり多いですし、ものすごい勢いで供給数が拡大しています。勝手な想像ですが、名古屋は保守的な人が多いので、レンタルスペースの需要拡大スピードが東京や大阪よりもはるかに遅いんじゃないかと思います。エックスでもうわさされていますが、名古屋のレンタルスペースは飽和状態で赤字店舗が非常に多いというのは、大きくは間違っていないと思います。ですが、自分の都合のいいように解釈していると言えばそのとおりですが、今は飽和状態だとしても潜在需要は東京や大阪と変わらないと思うので、今後の伸びしろが大きいことを意味していると解釈したいです。人間の行動心理の地方差はあるにしても、時間をかけて収束する需要の大きさは人間の潜在欲求と等しくなり、地域差はほとんどなくなると予想します。例えて言えば、携帯電話が都市部から普及していくのは必然ですが、今や当たり前の時代になってしまえば、携帯電話保有率の地域差はほとんどないですよね。携帯電話は普及率100%近いから、それと比較するのはどうかと思う部分もありますが、レンタルスペースの利用率が100%に近い時代がやってきても不思議じゃないと思いませんか?普及率が全国一律で同程度だと考えれば、需要の大きさは人口に比例することになります。かなり強引な屁理屈かもしれませんが、レンタルスペースを利用するのが当たり前の時代がやってくると信じたいです。今は若者中心の需要で成り立っていますが、10年後には60歳超の利用率が急拡大していると予想します。団塊ジュニアが定年退職を迎え、有り余る時間を過ごすスペースが必ず必要になると思うのです。そんな10年後を見据えて準備をしていることは何もありませんが、目先の需要の少なさに失望せず、もっと長い目線で頑張っていきたいです。自分にとっては有り余る時間を有意義に使って誰かの役に立つことができたら、きっと幸せな日々を送れると思うので、レンタルスペース以外にも他にどんなチャレンジができるのかという点も視野に入れて、人生100年時代を有意義なものにしたいです。